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FBK河野高志プロ・天鳳勢を敵に回した炎上王 麻雀の実力は?

 

 

河野高志プロはRMUに所属するプロ雀士です。

今では少なくなった昭和の香り漂う麻雀プロ。

そろそろベテランと言ってもいい世代ですが、きっちりリーグ戦も戦っている現役の打ち手です。

歯に衣着せぬ物言いで、たびたびネットを炎上させているイメージがあります。

そんな河野高志プロについてまとめてみました。

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Contents

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河野高志プロフィール

基本プロフィール

河野高志(こうのたかし)

1966年2月4日生まれ

東京都の出身

血液型はO型

趣味はお酒・競馬・海外旅行

好きなアイドルはBABY METAL

RMU所属

キャッチフレーズは「ストリートファイター」

愛称は「FBK」

 

66年生まれなので河野プロももう50歳なんですね。

ベビメタ好きを公言しているあたり、まだまだ若いです。

ついでに女性好きなのも全然隠そうとしません。この辺も我が道を行く河野プロらしいですね。

現在はRMUの看板選手ですが、もともとは日本プロ麻雀連盟に所属していました。

 

 

獲得タイトル

第6・7期 麻雀マスターズ 優勝

第19・20・21期 十段位

第2期 クライマックスリーグ

第5期 RMUリーグ

第8期 RMUクラウン

四神降臨2014 王座決定戦

第9期 RMUクラウン

 

タイトル実績はやはりスゴイですね。

マスターズはプロ連盟主催のオープン戦で、このタイトルをアマチュア時代に連覇しています。

プロ連盟に入会したのは32歳でかなり遅めのプロデビューです。15期生なので二階堂亜樹プロと同期ですね。(年齢は一回り違いますが)

鳴り物入りでプロデビューするとストレートでA1リーグまで昇級。

ビッグタイトルの十段位の三連覇を成し遂げています。

これは調子に乗るのも無理はないですね。

 

 

この頃の河野プロは、ガラのあまりよろしくない(当時の)連盟のメンツの中でもひときわ態度が大きかったそうです。対局中、サイドテーブルにライターを叩きつけたこともあったとか。

自信満々でメチャメチャとんがっていた時代ですね。今はそんなに怖くありません。ご心配なく。

盟友である多井隆晴プロを主人公にした漫画に、連盟時代の河野プロの様子も描かれています。

 

 

2006年には土田浩翔プロなどとともに設立した日本麻雀機構に移籍。その後、RMUの所属となります。ちょっとややこしいですが、アマチュア団体という位置づけの機構とプロとしてリーグ戦を戦うRMUを両立していた感じですね。(2010年に日本麻雀機構は活動休止)

RMUに移籍してからはややパワーダウンしたものの、2014年15年にクラウンを連覇しています。

四神降臨王座決定戦で優勝してからは、スリアロトーナメントなど放送対局で見る機会も増えてきました。

河野プロのブログでは年齢的なことを気にしている記述もありますが、打っている姿を見るとまだまだ現役バリバリに感じます。

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FBKと雀風

強面の河野プロには「ストリートファイター」というキャッチフレーズがあります。

かなり攻撃的な麻雀を打ちそうなネーミングですが、実際の打ち筋は守備に気を使う繊細なものです。

やや門前志向ではあるものの手筋も自然で、クセのあるRMUのプロの中では一番オーソドックスかもしれません。

このストリートファイターというキャッチフレーズは雀風から逸脱しているので、本人はサインなどを含めて一度も使ったことがないそうです。

 

 

もう1つの呼び名が「FBK」。

「フルボッこうの」の略で、主にニコニコ動画のコメントで多用されています。

第7界のモンド杯で記録的な沈み方をしたことから名付けられました。これが有名になってしまったため、ますます雑な麻雀を打つイメージが定着してしまっているようです。

捨て牌の河の汚さが雑な印象に拍車をかけています。ホントは丁寧な打ち筋なのに…。

 

リーグ戦などを観戦していて、河野プロの麻雀で優れていると思うのは「やめ時」でしょうか。

ダマテンや食い仕掛けに対して、そろそろヤバそうと感じる能力です。

こう説明するとオカルトな打ち方に聞こえるかもしれませんが、この「なんとなく」の感覚は麻雀の成績に直結する大事な能力で、天鳳の強者でも重視する人はたくさんいます。(重視しない強者もいますが)

実際には中張牌の手出しが何回入ったとか、ドラや安全牌が出てきたとか、捨て牌の様子などから総合的に判断しているんでしょうが、一言でスパッと表現できないので「実戦経験からくる感覚」みたいな言い方になってしまいますね。

そんな能力があってなぜFBKになったんだと問われると困りますが…。

 

ヒールキャラと炎上

2013/10/ 2 21:09

 

河野高志プロといえばヒールキャラと炎上。

最近では炎上を逆手に取ってネタにしているところも見受けられます。

河野プロの炎上に関してはまとめられているサイトも有るようなので、ここではザックリと流れだけ。

 

2012年、ネットやフリーで勝っている人を小馬鹿にするような発言で敵を増やす。(特にネット)

 

2013年、天鳳名人戦の解説に呼ばれてルールの理解度の低さなどを批判される。

 


2014年、二度目の天鳳名人戦解説。主に天鳳勢の遠い鳴きなどに否定的な解説をして批判を受ける。ツイッターのやり取りでぷりっと炎上。

 

 

★解説を見ていた感想

確かに河野プロの名人戦ルールの理解度は低いと感じました。

RMUは着順のウマが小さめの素点重視ルールです。

早い順目からの遠い形テンや役牌の先々付けの鳴きは、河野プロの戦っているフィールドではあり得ない打ち方で、否定したくなる気持ちはわかります。

ただ、天鳳名人戦はラス逃れとほぼ順位制(素点も関係あるけど)のルール。それを踏まえた戦術と考えれば頭ごなしに否定するのはどうかと思います。

個人的には全否定というよりはビックリしている様子に見えたので、そこまで不快には感じませんでした。(コメントが荒れそうだなとは思いましたが)

 

さらにツイッター上での売り言葉に買い言葉の応酬。

スルースキルを身に着けないとSNSなどやってられないと思いますが、黙っていられない性格みたいですね。

ネット麻雀ができるより前から、「麻雀プロなんてたいしたことない」という声があったので、フラストレーションが溜まっていたのかもしれません。

ネット・フリー・競技はジャンルが違うので単純比較しても意味がないという意見には同意します。

でも、いちいち反感を買いそうな言い方をするんですよね。

 

サービス精神とやさしさ

別に河野プロは炎上マーケティングを仕掛けているわけではありません。

ツイッターやブログのコメントなどにもマメに答えてくれているのは、サービス精神の表れとも言えます。

結果的に燃えやすいだけで…。

最近では、録画放送の対局「スリアロトーナメント」のコメント欄にも、しれっと登場したりしていますね。これもファンサービスの一環でしょう。(勝ったときしか出現しないという噂もありますが)

 

風貌や言動から敵を作りやすいですが、よくよく話を聞いてみれば気のいいオジサンです。

2015年に多井隆晴プロが入院したときに「河野しか見舞いに来ないよ」と言っていたエピソードや、トーク番組で故・安藤満プロについて寂しそうに語る河野プロを見ると、不器用な優しさがうかがえます。

ついでにいうと、堀内正人プロの十段戦のことや1筒引っ込め事件に言及している数少ないプロです。損は承知で口にせずにはいられないんでしょう。優等生的な麻雀プロはみんなダンマリを決め込んでいますから。

 

安藤満・伊藤優孝・阿部孝則・河野高志の4人でラスベガスのカジノ旅行に行った話などは聞くとほっこりします。

3泊5日の旅行で初日にいきなり二人パンク(お金を全額スること)ですよ。

で、優孝さんにお金借りて。そのお金が僕らを通って(カジノで)無くなるんですよ。

結局ほぼスッカラカンになった最終日。帰りの空港で、みんなの小銭を集めてサンドイッチとコーヒーのセットを2つだけなんとか購入してね。

ところが安藤さんが砂糖だけ。優孝さんはミルクのみ。僕(河野)と阿部はブラックが飲みたいんです。

2杯しかないのにどうしたらいいのよと。

チケットだけは買ってあったんで飛行機には乗れたんですが、そこで安藤さんが「河野。お腹すいたね~。もうすぐ機内食食べれるね」って言うんですよ。50過ぎたオジサンがお腹すいたねって可愛らしくね。

ダメおじさん達の楽しそうな旅行が目に浮かぶので、このエピソード好きなんです。

 

まとめ

河野高志プロについてまとめてみました。

雀風といい性格といい、いかにも誤解を受けやすそうです。

本当はそんな悪人キャラではないんですけどね。

近頃ではヒールキャラを甘んじて受けているようですが、やはり批判…というか難癖を付けてくる人には黙っていられないようです。

河野プロは誰かを目の敵にして攻撃しているわけではありません。

誰もが優等生な発言ばかりじゃつまらないので、こういう人も必要だと思うのですがどうですかね。

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