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Mリーグも予選半分が終了!意外な成績から見た感想などを書いてみる

Mリーグも開幕して2ヶ月。

チームごとに多少差はありますが、予選(レギュラーシーズン)80戦のほぼ半分を消化しました。

ここまで見た感想などを思うままに書いてみます。

私の順位予想のハズレっぷりとか細かい内容についてなど。

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Contents

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現在の順位と各チームの印象

※2018年11月27日(火)までの試合結果を元に書いています。

 

 

Pirates(小林・朝倉・石橋)

★予想1位 現在6位

伸びねー。

ラスの少ない堅実な戦い方をしつつ、ちょこちょこトップのぶんだけポイントが伸びていくはず…。

だったのが、トップよりラスのほうが先行し始めてついに下から2番目に。

ただいまだにこのチームが予選落ちするイメージはない。

苦しい中でアサピンはよくしのいでいると思う。

 

ドリブンズ(園田・村上・たろう)

★予想2位 現在1位

ソノケンはもはやミスターMリーグと言っていいくらいの活躍ぶり。

とにかくやたら目立っている。

たろうプロも絶不調から凄まじい勢いで復活してきたところ。

村上プロは可もなく不可もなく。

 

ABEMAS(多井・白鳥・松本)

★予想3位 現在3位

序盤の勝ちまくりで多井プロが個人成績トップに。

赤入り麻雀に慣れてなさそうとか言ってすみません。

反対にこのルールに強いと予想した白鳥プロが絶不調。

松本プロは国士振った割にトータルはまずまず。

一時チームはぶっちぎりの首位だったが、多井無双が終わっても白鳥不調が終わらないのでさすがに落ちてきた。

 

フェニックス(魚谷・近藤・茅森)

★予想4位 現在4位

個人の力量は強いと思っていたチーム。

序盤は近藤プロが勝ちまくって中盤以降は茅森プロがポイントを下支えしている。

魚谷プロがこのルールで手こずっているのが意外。

 

麻雀格闘倶楽部(ヒサト・高宮・前原)

★予想5位 現在7位

前半どえらいマイナスポイントを叩いてしまった。

高宮プロも決していい成績ではなかったけど、それが霞むくらい頼みの寿人が大乱調。

前原プロもいまいち伸びず。

ただ独走していたアベマズに国士を食らわして上下のポイントさを縮めたので、ファイナル出場はまだ全然ある。

 

風林火山(亜樹・タッキー・勝又)

★予想6位 現在2位

正直すまんかった。

まさか風林火山がここまで安定した船旅になるとは。

とくに亜樹プロはここまで唯一のラスなしで個人成績も上位。

というかチーム38戦で4着4回なので全員ラスが少ない。

タッキーもやや好調で勝又プロもラス少なめでしのいでポイントを削っていないのが大きい。

3人いると誰かしら不運な子が出るのが普通なんだけど。

あと勝又プロの連荘をアザラッシュと名付けるのはやめたほうがいいと思う。

 

雷電(萩原・瀬戸熊・黒沢)

★予想7位 現在5位

雷電が苦戦しそうなのは想像通りだったけどその内訳は予想と違った。

瀬戸熊・黒沢の両名が稼いでハギーだけが圧倒的に沈んでいる。

ハギーの手筋と黒沢プロのセレブ打法は似ているようで何か違う。

守備力など基礎雀力は黒沢プロがはるかに高いけど。

あと心の余裕かな?

瀬戸熊プロは意外に手固い。安い和了りもちゃんと取る。

 

Mリーグを見ての雑感いろいろ

 

CMはアベマの番組ばかり

Mリーグ放送中のCMはまだアベマの番宣ばかり。

他企業の宣伝も入るとリーグ存続への安心感が増すんだけど…。

 

イエローカード

当初はいつ出るかと注目されていたイエローカードだけど全然出ない。

微妙な2枚見せ牌のときにも出なかった。

どうやらよほど悪質なプレーでないと出さない方針らしい。

最初のルール説明で審判のことにも触れなくなったし、あまり触れてほしくなさそう。

抑止力として働いてくれればいいということなのだろう。

 

ちなみに私はある程度の落牌は仕方ないと思っている。

荒く打って牌を倒すのは論外だが、使っていると手の脂が付着して牌どうしがくっつくのはよくあること。

丁寧に扱っていても避けようが無いときはあるからだ。

おそらく半荘の合間に洗牌しているだろうが、拭きすぎるとそれはそれで牌が滑りやすくなる。

 

ただツモ牌を手牌の上に乗せる動作はそろそろ禁止したらどうだろう?

あれは落牌の元でしか無いと思う。

 

牌さばきのレベル差

同じMリーガーでも牌を扱う手さばきにはかなりレベル差がある。

見られる職業だけに手さばきはかなり重要だと思う。

手付きが下手だと実力も三割引きくらいに見られてしまう。

 

上手いのはたろう・滝沢・白鳥プロあたり。

次いでコバゴー・勝又プロ。

女流は全員きれいに切っている。

 

Mリーグに限らず麻雀プロ全体を見ても、牌の切り方に関しては女性の方が上手い人が多い。

とくに連盟の女流はキャリアの浅い人でも結構うまい。

切り方指導員でもいるのかね。

 

パブリックビューイング

パブリックビューイングは毎日あるわけではなく月に3~4回の開催なのね。

週末の金曜や木曜開催が多いみたい。

たまに中継は入るけど日向藍子プロがよく司会している(声でわかる)。

盛り上げ方は上手そう。

6時開場で試合後は選手もやってきて催しがあるので5時間ほど楽しめるとか。

あとカメラに抜かれたPiratesファンには女性が多かった。

 

解説は固定メンツ?

解説のシフトはどう決めているんでしょ?

何度も来ている人もいれば一度もやっていない人も少なくない。

RTDで経験のある人ばかり解説している。

それ以外だと魚谷プロと朝倉プロが1回ずつやったかな。

しばらくは手慣れた人だけで回していくのかね。

 

解説が上手いと思うのは勝又・コバゴー・滝沢・村上プロ。

あまり話題にならないけど、村上プロの解説はスパッと言葉短くちょいユーモアもあってかなり好き。

ちょっと詰め込みすぎに感じるのが多井・白鳥・たろう・石橋・松本プロ。

説明過多で実況が渋滞してしまう局面がある。

 

意外にひょうきんな瀬戸熊プロの解説も好きだけど、11/6の解説でかみ倒しているのが気になった。

普段そんなに滑舌悪くないのに…。

麻雀プロは若く見えて結構歳いっているから体調の変化が見えるとヒヤッとする。

いい時代になったので健康に気を使って長く活躍してほしい。

 

【追記】

11/29の瀬戸熊プロの解説は普通でした。

かみ倒した日はお疲れモードだったみたい。

 

初心者解説は不要

初期に悪評だった初心者向け(?)解説はやめたみたい。

それでいいと思う。

スラングを使わずに正しい用語で解説していれば、初心者にも徐々に伝わるはず。

全部は理解できなくても雰囲気が伝わればいい。

将棋中継見ていて「歩は敵陣に入ると金に変身します」みたいな解説が続いたら、子供扱いすんなって言いたくなるからね。

 

まつかよインタビュー

まつかよ(松本圭世)さんのインタビューはとてもいい。

柔らかい話から麻雀の突っ込んだ話まで、ピンポイントで半荘の気になったところを聞いてくれている。

お休みして他のアナウンサーがインタビューしたときの内容の薄さには参った。

今やMリーグに欠かせないキーパーソンでしょう。

 

でも初期(駅伝の頃)は、まつかよさんも麻雀をあまりよくわかってない雰囲気だったような…。(記憶違いだったらすみません)

なので質問も最初はスタッフが考えていると思っってた。

けど、受け答えを見ていたら明らかに自分で考えているのが伝わってくるね。

喋りの技術と麻雀の知識を併せ持つ人材は、まだまだ業界に手薄なので頼もしい。

 

 

熱闘!Mリーグに変えてほしい所

なぜかニュースチャンネルで放送されている熱闘!Mリーグ。

麻雀知らない人はあの放送どう思っているんだろう。

この番組は改善してほしい点がいっぱいある。

 

★じゃいの目

じゃいの目は素晴らしい。

取り上げる場面はほどよくマニアックで、Mリーガーの技術をわかりやすく伝える役割を果たしている。

単純に派手な和了りシーンだけを取り上げるわけじゃないのがいい。

ソノケンの鳴き単騎の理牌映像。

勝負牌の当たる牌形の羅列。

振込みとツモられの点差比較表。

など素材もふんだんに使っていて一番力が入っている。

 

★ダイジェスト

その反面、試合ダイジェストは和了りの場面ばかりだけどこれは仕方ないか。

ただ1試合ごとにスタジオトークを挟むのでテンポが悪い。

しかもまともに語れるのがじゃいさんだけなので始末に負えない。

司会の田中さんはMリーグを見ていないよね。

忙しいのでしょうがないけど、未見だと話広げる手段がないからトークのフリも雑になる。

「○○さん、どう?」みたいな。

振られた方も詳しくないので「すごいと思います」のような毒にも薬にもならない話しか出てこない。

頼みの芸人ゲストもMリーガーの外見いじりに走ったりしてね。

どうせ何も出てこないならこのトーク時間は短くしてほしい。

1週間すべて見てからトークで十分。

 

★トークできる人

じゃいさんのMリーグトークは選手のツイッターまでチェックしていてスキがない。

次いで喋れていたのが乃木坂の中田さん。

試合を見ていたのは確実だしトークのまとめ具合もよかった。

むしろ他のゲストが悪すぎる…。

 

★Mリーガー21人の軌跡

選手の密着コーナーは割といい。

短いけど。

今までめったに顔が出ることのなかった選手の家族もバンバン出ている。

茅森プロの旦那や村上プロ滝沢プロの子供とか。

これもMリーグ効果か。

滝沢プロに至ってはMリーグ前は既婚なことすら公にしていなかったはず。

 

★選手がスタジオゲストに

番組後半にMリーガーの誰かがスタジオに来るゲストコーナーあり。

これはどう考えても短すぎる。

1時間番組のうちラスト5分あるかないか。

ここを短くするくらいなら番組前半のグダグダ話はいらないでしょう。

選手にも失礼だと思う。

 

選手に投げる質問も、その場で考えたようなぼんやりしたものばかり。

まともな質問をいくつか用意しておいてよ…。

 

近麻掲載のハギー手筋

プロになったばかりの萩原さんが苦戦している。

注目度の高い選手だけにその実力を疑問視する声も少なくない。

良くも悪くも話題になっているので、人一倍プロとして仕事しているともいえるけど…。

 

なにしろこれまでプロの打ち筋に否定的だったから負けると批判を受けやすいんだよね。

私は半荘10回ちょっとの結果では実力なんてわかるはずもないと思っている。

それでも近麻のインタビューで述べていた理論には違和感があった。

 

 

東二局2本場

萩原:北家19400
たろう:東家38800
茅森:南家19400
石橋:西家22400

※自分で9索と直前に7万を切っている。3索は場に0枚。

 

この場面で6巡目に対面茅森が出した1枚目の中を鳴かず。

萩原さんがいう理由はこう。

  • このカン3索アガれるの?和了りたいから鳴かない。
  • 9索を切っているので待ちが固定されている。この愚形でリーチと張り合いたくない。
  • ただし2枚めはしぶしぶ鳴く。
  • 理想は3索引いてのシャボ。ツモって裏がのってハネればファンが喜ぶ。
  • 記事はこの後、鳴いた場合の他人のツモ牌がどうだこうだと無意味な話が続く…。

 

ぶっちゃけ、これ鳴かないとかなり厳しいと思う。

状況的にも親流しと2着の位置取りができて悪くない。

鳴かないにしても理由がちょっと…。

鳴いてもドラのポンやツモ、シャンポン待ちに変化、赤5索引き、中の加カンなど変わり目は結構ある。

都合よく3索を引いたとしても、数巡後の中とドラのシャンポンリーチがポンテンのカン3索より和了りやすいとは思えない。

カン3索待ちになったらさらに和了りにくいし。

 

守備重視ならわかるけどそれなら2枚目を鳴くのはまずい。順目が減ることで和了り確率は下がり危険度(他者の進行)がアップしてから手狭にするわけだから。

大きな手を和了るとファンが喜ぶかはわからないけど、打点重視なら北を残さず7万を手に置くべきでは?そうして今後、筒子の真ん中も手に残してメンタンピンに向かうならわからなくもない。

 

この後、上家から出た3索も鳴かず。(守備重視ならこっちを鳴く手はある)

結果、10巡目に7筒をツモ切って石橋プロに5200は5800の放銃になった。

2枚目の中は七対子やってたたろうプロの手の中。

 

もっともこの闘牌は開幕したばかりの頃なので、今は多少スピードを合わせた打ち方にシフトしているように見える。

ただ長年染み付いた打ち筋はそう簡単に変えられないので苦労しそう。

 

RTDの終了

RTDリーグは小林プロが優勝した三回目を最後に終了が告げられた。

理由はスタッフがMリーグに力を集中するためだとか。

入れ替え戦とか出場停止とは何だったのか…。

まあ放送時間や出場者がモロかぶりなのでやむを得ないと思う。

 

RTDという名前が消えるわけではなく、Mリーグとかぶらない時期にトーナメント戦として存続するらしい。

たぶんガールズファイトの方も残るだろう。

でもリーグ戦から短期トーナメントになると格落ち感は否めないね。

 

雀王と最強戦

Mリーグとは関係ないけどプロ協会の雀王が決定した。

金太賢プロの連覇。

来年のMリーグ入りはあるだろうか。

マースタを見ていた人間としては、金プロ好きだけど下石プロがあのリードからまくられるのを目にするのも辛かった。

 

それはそうと金プロは現最強位なので、雀王のぶん最強戦の枠が一つ空く。

これまでもこういうケースはあったが確か2位の選手が繰り上がっていたはず。

なので当然準優勝の下石プロにチャンスが回ってくると思ったが、なぜか敗退者を集めた敗者復活戦が行われることがアナウンスされた。

しかもその内2名は、実行委員長が選んだ4人からツイッター人気投票で選抜するという。(この4人にすら下石プロの名はない)

ただでさえ選抜理由が不透明な枠が多い最強戦予選なのに、そこでさらに何度も同じ選手が出てくるシステムはどうなのよ?

 

かぶった場合は敗者復活戦することが決まっていた、という声もあるが戦っていた選手が知らなければ無意味。(ツイッターから選手が誰も聞いていなかったのはあきらか)

知っていたら2着どりの意識が違ったかもしれない。

主催者が誰を出場させたいのかが透けて見える。露骨すぎて涙が出るわ。

RTDやMリーグで目が肥えたせいか最強戦のグダり具合がやたら目につく。

 

まとめ

毎日2半荘なんて見れねーよ、と思いましたが結構見れちゃいますね。

なんだかんだで全試合の9割くらいは見ています。

試合結果も気になりますが今後Mリーグそのものがどうなるかも気になります。

来年以降どうなるんでしょうね。

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