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最強プロ 荒正義の本気とは?結婚や八百長事件の真相など

 


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荒正義プロは日本プロ麻雀連盟に所属する麻雀プロです。

団体の設立当初から在籍するベテランプロで、多くのタイトルを獲得している実力者でもあります。

最近のプロ雀士では少なくなった、勝負師の匂いがプンプンする打ち手です。

いまだに現役最強との呼び声高い荒正義プロについてまとめてみました。

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Contents

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荒正義プロフィール

基本プロフィール

荒正義(あらまさよし)

1952年4月12日生まれ

北海道の出身

血液型はA型

趣味は囲碁

日本プロ麻雀連盟 副会長

 

52年生まれなので年齢は54歳ですね。

もともとは最高位戦のプロでしたが、1981年に日本プロ麻雀連盟設立とともに移籍。現在は同団体の副会長を務めながら、リーグ戦にも参加している現役選手です。

麻雀プロが多く生まれている北海道の出身で、当初は棋士を目指していましたが年齢的なことを考え麻雀の道に入ったそうです。

このことから「最後の真剣師」と呼ばれていたこともありました。

※真剣師とは賭け将棋を生業とする裏プロのこと。

 

戦績

荒プロは昭和の麻雀ブームの時代から活動しています。

まだ正式にプロではありませんでしたが、阿佐田哲也や古川凱章の主催する「謳いの会」に入っていました。謳いの会とは安藤満氏も所属していたプロを目指す精鋭集団です。

その後、プロ入りして灘麻太郎プロに師事して活動を続けていきます。

当時は麻雀で一旗揚げようとする若者が大勢いましたが、その中でも特に光る存在だったようです。

阿佐田哲也氏はエッセイの中で荒プロの名前を挙げて「たった一人の新星」と評しているほどです。

 

獲得タイトル
・第8・28期 鳳凰位
・第5・29期 王位
・第12期 麻雀マスターズ
・第10期 最強位
・2006・2009・第5期 麻雀グランプリ
・第4回 モンド21名人戦
・第6・7回 モンド王座決定戦
・第20回 チャレンジカップ

 

さすがに獲得したタイトルも数多いです。

二度の王位に三度のグランプリ優勝。マスターズや最強位の獲得経験もあります。

さらに、プロ連盟の最高リーグのA1に30年以上在籍。

二度の鳳凰位にも輝いています。

2015年のリーグで残念ながらA2に降級してしまいましたが、それでも素晴らしい戦績です。

本気を出さない?その雀風は?

荒プロは滅多に本気で打たないという噂がありますが本当でしょうか?

 

雀風は比較的仕掛けの多い自在型タイプというイメージです。

石にかじりついてでも勝つと言うよりは、ダメなときはダメとあきらめが早いタイプ。

優勝狙いで無茶するよりも普段のアベレージを高くするような打ち方ですね。

この辺りが「本気を出していないんじゃないか」と囁かれる理由でしょうか。

 

強いけど安藤満・金子正輝・飯田正人あたりの世代の近い雀士に比べると少し地味な印象がありましたね。

最近では少しメンゼン寄りにシフトチェンジしているようです。

キャッチフレーズ

荒プロには「真剣師」の他にも「最後の裏プロ」や「北海の荒法師」などの呼び名がありました。

やはりギャンブラーっぽいキャッチフレーズが多いですね。

「北海の荒法師」は気に入っていないと本人が以前話していました。

 

ちょっと話はそれますが、2005年の近代麻雀の付録に「裏プロがイカサマ技紹介!」みたいな内容のDVDがありました。

今でも麻雀で食っているという裏プロが、顔にモザイクで声も変えて出演しています。

50代くらいの男性だと思うんですが、風貌や話し方が荒プロにソックリなんですよね。

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裏プロA氏って……。

なんだかヤラセの匂いがしますが、真実はどうなんでしょう。

ちなみにイカサマ技の知識は豊富でしたが、手つきはヘタでした。

結婚

勝負師らしく結婚はしておらず独身……と思ったらブログに結婚されたことが書かれていました。

2012年の12月25日に入籍したとのこと。おめでとうございます。

奥さんの名前は佐枝子さん。お顔は公表されていないようです。

ちなみに荒プロのブログは、飼っているネコちゃんの記事が多いですね。

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東風荘に荒正義出現

 

2004年ごろ近代麻雀誌上で、当時流行り始めのネット麻雀の企画「東風荘の鉄人」が行われました。

ネット麻雀の東風荘上で有名プロと一般ユーザーが戦うというもの。

確か、トップを取るとサイン入りの麻雀牌が貰えたという記憶があります。

ここに荒プロも参戦していました。

 

東風荘参加の荒正義

結果は六回打って433221(着順)と平凡なものでした。

でも、楽しそうに打っていましたね。

一緒にいるのは操作に不慣れな荒プロのために代打ちをしている二階堂亜樹プロ。

ロン2や麻雀格闘倶楽部を打ちまくっている今の荒プロからすると、隔世の感があります。

 

最高位戦八百長疑惑事件

 

第五期最高位戦において八百長の疑惑が持たれた試合があります。

大きな騒動となりプロ麻雀界が分裂するきっかけとなった事件でもあります。

この対局の中心に若き日の荒プロがいました。

事件を私なりに検証してみます。(敬称略)

 

最高位戦八百長疑惑事件(ウィキペディア)

この事件はウィキペディアに詳しく書かれていますが、まとめるとこうです。

 

決勝全35回戦の27戦目オーラスのことである。

トータルポイントは田村(164.5)灘(16.6)畑(-31.7)荒(-42.3)。

半荘一回で50~60のポイント差はつく。

 

この半荘の持ち点は田村(34400)荒(33400)畑(28100)灘(24100)。

荒が2つ仕掛けて中アンコの手牌。待ちはドラ南と五索のシャボ。

ここで灘から出た南にロンをかけずに見逃した。

 

簡単に言えばこれだけです。

他にだらだらと書かれている「見逃し時にツモに時間をかけた」や「小手返しを繰り返した」や「荒と灘は師弟関係だった」などというのは八百長疑惑を検証するのに何の意味もありません。

 

荒は「差をつけられているトップから直取りを狙って見逃した」と話しています。

極めて合理的な戦略で何らおかしな所はありません。

当時のルールでは特殊な沈みウマを採用していたので、灘から8000点和了ると田村と詰まるポイントは16ですが、直撃が取れれば田村を沈み三着にした上で一人浮きになるので36も差が詰まります。

この狙いの何が悪いのでしょう。

現在のプロのタイトル戦ではこの程度の見逃しは日常茶飯事です。

決勝を中断させた近代麻雀編集長の岡田和裕は「ポイントシステムを理解していればこのトータルポイントは大した差ではないと感じられるはずだ」(だから見逃しは八百長だ)と語っていますが、ポイント差をどう感じるかは選手の勝手でしょう。

 

ウィキペディアの事件の記録はこの岡田の著書に基づいて書かれていますが、随所に荒プロを貶めるような恣意的な表現が目立ちます。

荒の態度が挙動不審だった、など後から何とでも言えるような状況をさんざん付け加えてあります。

イーシャンテンでドラの南を打ち出した灘の手が勝負手では無かった、というのも言いがかりにしか聞こえません。(灘はラス親です)

 

岡田は勢い余って決定戦を中止したものの、思いのほか大騒動になり自分に批判が向くのが怖くて自己防衛のウソを重ねたのではないか?

 

どうでしょう?

私が本気でこう思っているわけではなく、屁理屈を付けて人を疑おうとすればこんな風にも言えるということです。

あくまで検証は公式に残った牌譜によってなされるべきでしょう。

牌譜を見た限りでは八百長の気配など微塵も感じられません。

 

もし本当に見逃すときに時間をかけたならば、自分の戦略を理解できないレベルの低い連中に八百長の疑惑をかけられるかも、という躊躇があったからではないでしょうか。

荒正義の漫画原作

 

荒プロは戦術本を何冊も出版していますが、麻雀漫画の原作も手がけています。

一番有名なのは「鉄火場のシン」(森遊作著)でしょうか。

麻雀小僧でお馴染みの押川雲太朗先生の原作も「リスキーエッジ」「不敗の麻雀」「麻雀金狼伝」など数多くありますね。

 

 

ちょっと変わり種なのがマンション麻雀を描いたこちらの漫画。

麻雀ライター福地誠氏によると、近代麻雀で連載されていたこの作品も荒正義原作だそうです。やたらとリアルでダーティーな内容が、プロとしての立場的にマズイと判断したんでしょうか。

名前が別名になっています。

まとめ

勝負師、荒正義プロについてまとめてみました。

一時期は50歳を目処に引退を考えていたそうですが、心変わりして今では生涯現役を表明しています。

再びA1リーグに上がってタイトルを獲って最強の呼び名を証明して欲しいですね。

ファンのためと奥さんのため、それにネコちゃんのために。

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