石橋伸洋プロは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士です。
複数のビッグタイトルを手にしている強豪プロで、モンドなどのTV対局や天鳳名人戦などのネット対局でもお馴染みの人気雀士です。
今では珍しくないネット麻雀出身の第一世代でもあります。
そんな石橋伸洋プロについてまとめてみました。
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石橋伸洋プロフィール
石橋伸洋(いしばしのぶひろ)
1980年9月29日生まれ
千葉県の出身
血液型はO型
最高位戦日本プロ麻雀協会(28期前期生)
80年生まれなので36歳ですね。ずいぶん若く見えます。
石橋プロは最高位戦のAリーグで戦う、団体を代表する雀士です。
2003年大学在学中にネット麻雀で腕を磨いてプロとしてデビューしています。
この頃にはまだ「天鳳」はなく「東風荘」が流行していました。
世代としてはネット出身プロ雀士の第一世代にあたりますね。
・第10回 モンド21杯
・第36期 最高位
・第3期 天鳳名人戦
獲得タイトルは36期の最高位と19期の発王位のビッグタイトルを2つ。
強豪ばかりを集めた天鳳名人戦でも第3期に優勝。
さらに第10回モンド21杯では初出場で初優勝を飾っています。
キャッチフレーズ
石橋プロのキャッチフレーズは「神童」や「麻雀勝ちまくり王子」や「黒きメンタリスト」と言われていますが、今はほとんど使われていないですね。
「黒いデジタル麻雀」という戦術本を出版してから「黒デジ」と呼ぶ人もいるようですがこれも少数派。
一番使われているのが「バッシー」という愛称です。ほとんどの人がバッシーと呼んでいるんじゃないでしょうか。
バッシーは人気ない?
タイトルを手にしたAリーガーでTV出演もしている石橋プロですが、なぜか人気がないという話が出ることがあります。
これは石橋プロも出場している天鳳名人戦での話ですね。
天鳳名人戦ではTV対局と違い、全員の手牌がオープンになった画面で観戦するので、4人の内の誰かの視点で固定されます。
開局前に誰の視点で観戦するかアンケートを取って決めるのですが、このアンケート結果の数字がいつも悪いのが石橋プロなんです。
名人戦が回を重ねるごとに、観戦アンケートで石橋プロが票を集めないのは定番のお約束になりつつあります。
これは石橋プロが不人気だというわけではなく、他の出場選手の注目度が強すぎるだけだと思います。
加えて、石橋プロの名人戦通算成績は非常に高く安定しています。ぶっちぎりやドハマリの少ないこの安定感がかえって注目度を下げてしまっている部分はありますね。
派手にトップを重ねている選手や、崖っぷちの選手の方に注目が集まってしまうのは仕方がないことです。
[ad#co-1]結婚や彼女は?
石橋プロの結婚や彼女について検索している人が多いようです。
女性ファンが気にしているんでしょうか。
確かに優しそうな顔付きでモテそうではありますね。
石橋プロは結婚はしていません。
彼女の有無まではわかりませんが、特に噂が出たことは無かったと思います。
もちろん彼女のことを公式に発表するはずもないので、実際にはいるのかもしれませんね。
ちなみに好きな女性のタイプは安田美沙子だそうです。
レンくんの美味しいごはんのためにも頑張らないと… pic.twitter.com/DQQ5ssiQcL
— 石橋伸洋 (@rate1484) 2016年4月29日
一緒に暮らしているのは猫のレンくん。
彼女じゃなくて男の子のようです。
【追記】
石橋プロは2018年5月にブログで結婚を発表されました。
おめでとうございます。
お相手は同じ最高位戦の塚田美紀プロです。
ご報告 ー アメブロを更新しましたhttps://t.co/ZO1HtVzD2T
— 石橋伸洋 (@rate1484) 2018年5月15日
雀風
石橋プロの雀風はネット麻雀で培ったデジタルな打ち方。
ただし、人の裏をかくような手筋を見せる場面も多々あります。
この辺りが「黒い」と称される所以になっています。
本人としては「これだけ統計によるセオリーが一般的になってきたら、時にはそれを裏切る打ち方も自分で生み出していかなければならない」という考え方のようです。
もちろん奇手やハメ手は高い基礎雀力があってのこと。
自分からペラペラ話すタイプではありませんが、解説などで披露する読みの深さなどを聞くと、そのレベルの高さに驚かされます。
動画の「ねこけん」は金子正輝プロ主催の麻雀研究会。
普段の対局解説よりもさらに濃い思考を聞くことができます。
私のレベルでは「この人達いつもこんなこと考えて打っているのか」と感心するばかりでした。
石橋プロの麻雀思考の一部は「黒いデジタル麻雀」という戦術本に記されていますが、初心者が真似するにはハードルが高すぎる気がしますね。
良く言えば高レベル、悪く言えばマニアックといったところでしょうか。
基礎をマスターして伸び悩んでいる上級者が手にするくらいがちょうど良さそうです。
黒いデジタル麻雀 ~現代流データ戦術を斬る~ (マイナビ麻雀BOOKS)
石橋伸洋のノーテンリーチ
かつて石橋プロは、モンドでのTV対局でノーテンリーチをしてしまった場面がありました。
萬子が一盃口崩れのようにごちゃっとしていて、並びを勘違いしていたと石橋プロがツイッターで明かしています。
どんなに強くてもミスがあるのは当然ですよね。
こういう場面を見ると、むしろ人間臭さが出ていて安心してしまいます。
まとめ
石橋伸洋プロについてまとめてみました。
ネット麻雀出身でありながら、画一的なセオリーに縛られないその麻雀はもっと評価されてもいいと思います。
基礎的なセオリーの解説力も優れているので、中級者に向けた情報発信もして欲しいところです。
今後も活躍が期待できる打ち盛りのプロ雀士ですね。