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麻雀のプロの村上淳 三冠王の実力は?出身大学や嫁との関係など

 

 

村上淳プロは最高位戦日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士です。

2010年と2014年には麻雀では珍しい、タイトルを同時に3つ獲る三冠王を達成。

流れを否定するデジタル雀士でありながら、現在主流の打ち方とは一風変わったオリジナルな打法で勝ち星を重ねています。

そんな三冠王村上淳プロについてまとめてみました。

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Contents

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村上淳プロフィール

基本プロフィール

村上淳(むらかみじゅん)

1975年4月10日生まれ

東京都の出身

血液型はB型

最高位戦日本プロ麻雀協会(22期生)

趣味はお酒・カラオケ・ギター・ゴルフ

 

大学時代にプロ試験に合格した村上プロは、第22期に最高位戦に入会します。

リーグ戦は順調に昇級していきましたが、ビッグタイトルにはなかなか恵まれませんでした。

プロ戦績

獲得タイトル

・第35・39期・42期 最高位

・第8期 日本オープン

・第5・9期 最高位戦Classic

・第14回 モンド杯

・第10回 モンド王座

 

初タイトルはプロ生活14年目にようやく手にした日本オープン。

そこから最高位戦Classic(第5期)、最高位(第35期)と立て続けに優勝して三冠王に輝きました。

さらに四年後の2014年にはモンド王座戦に優勝。再びClassicと最高位も戴冠して三冠王に返り咲きました。

この時には、四年に一度村上イヤーがやって来る、などと言われていました。

ということは次の村上プロのビッグイヤーは2018年になるのでしょうか。

 

【追記】

2018年になる前の2017年11月に第42期最高位を戴冠しました。

愛称

村上プロにはド派手なキャッチフレーズはありません。

大げさな呼び名はゲームやTV対局出演時に強引に付けられる事が多いですよね。その機会が無かったということでしょう。

 

愛称は「ずんたん」。仲のいいプロ仲間にはこの愛称で呼ばれています。

また、ファンの間では「りっち」と呼ばれることもありますね。

村上プロは対局中の発声がかなり大きめです。特にリーチ時の発声は目立ちます。

この発声が視聴者には「りっち」に聞こえるんですね。本人はちゃんと「リーチ」と言っているそうですが。

今ではすっかり「りっち」が定着してしまいました。

麻雀たぬ

タイトルに関しては遅咲きの村上プロですが、私が初めて名前を耳にしたのは比較的早め。

近代麻雀で連載している山崎一夫氏(銀玉親方)のコラムの中で紹介されていたからです。

これは村上プロが学生時代に山崎氏の経営する雀荘「たぬ」でアルバイトをしながらプロ試験に合格した経緯があるからでしょう。

 

その中で印象的だったエピソードは「村上プロはバイト時代からずっと麻雀の成績をつけ続けている」というものでした。

データが重要視される現代では同じことをしている方もいるかもしれませんが、当時そんな面倒なことをしている打ち手はほとんどいませんでした。

そのデータ取りは現在まで続いていて、ブログにはその一部が公開されています。

 

半荘1589回

トップ488回

二着422回

三着383回

ラス296回

 

トップ率30.7%

連帯率57.3%

ラス率18.6%

 

「たぬ」のブログで公表されていた数値です。

おそらくこれはプロになってたぬにゲストで呼ばれたときの成績だけをまとめたものでしょう。

とは言え半荘1500回を超えるデータはかなり信用できます。

トップ率3割超えとラス率が2割を切るのが一般的には強者のラインと言われています。

村上プロはきっちりクリアしていますね。さすがです。

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しゃべりとコラム

タイトルを手にするよりだいぶ前に、近代麻雀で村上プロのコラムが連載されていました。

このコラム……言いづらいですがあまり面白くありませんでした。

普通に麻雀のことを語ってくれればいいのに、無理に変なキャラを作ってスベっていた記憶があります。

割と短期間で終わってしまいました。

今書かれているブログを見ると普通なので、あのクセのある文章は編集の指示だったのかもしれません。

 

ちなみにインタビューなどで村上プロが語っている麻雀の話は明確でわかりやすいです。

やっぱり、文字よりも喋りで表現するほうが得意そうですね。

 

呼吸法と強打

村上プロの麻雀を打つ姿はかなり特徴的です。

対局中にかなり大きな息遣いの音が聞こえます。

武道家のように呼吸法でも使っているのでしょうか。

 

感情を隠さないタイプで打牌はかなり強め。

危険牌を切る時にはバチーンと音を立てて打牌しています。

これは少し控えてほしいですね。

 

嫁から貰ったお守り。でも……

対局中の大事な局面では、胸ポケットにしまったお守りを握りしめてサイコロを振る場面が見られます。

リーグ戦を降級して苦しかった時に奥さんから貰った大事なお守りだそうです。

奥さんとはタイトルを獲る前の2009年に結婚しています。

たぬブログに結婚式の写真がありました。

また、村上プロのブログにもお子さんとの写真もよくアップされています。

子煩悩なよきパパ雀士という雰囲気がありますね。

 

ところがそんな村上プロが離婚してしまったという噂が経ちました。

たしかに一時元気がない時期がありましたが……。

公式に発表されているわけではないので真実はわかりません。

ただ、噂以降もお子さんの写真がブログに登場することもあるので、そんなに心配することもないのかもしれません。

 

【追記】

どうやら離婚してしまったのは間違いないようです。

「再婚はもういいかなあ……」

リーグ戦放送合間の雑談でそんなことを漏らしていました。

 

村上プロの出身大学

なぜか村上プロの出身大学を調べようとする人が多いようです。

麻雀プロに必要なのは雀力や表現力などで、学歴はあまり関係ないと思いますが。

 

村上淳プロは早稲田大学の出身です。

最高位戦の先輩である飯田正人プロや麻将連合の忍田幸夫プロなども早稲田出身ですね。

 

村上淳のデジタル打法

お守りに念じるのを別にすれば、村上プロは完全なデジタル雀士。

早くから麻雀に流れはない、と明言していました。

Aリーグに上がったばかりの頃、小林剛プロと鈴木たろうプロの三人でオカルトバスターズというユニットを組んでいました。

流れ派雀士が多数を占めていた麻雀界で、先輩雀士の打ち方を批判していく無茶な雑誌の企画。

当時は耳を貸す人も少なかったかもしれませんが、時が経ちオカルトバスターズの三人は今や所属団体のトッププロにまで成長しています。

自らの主張の正しさをプロ人生で証明し続けているとも言えますね。

 

 

雀風

村上プロの雀風はかなりのメンゼン派。

フーロ率は10%前後と低いです。

かわし手を打つことは少なく鳴く時にはほぼ打点を伴います。

ただ、大物手や手役にこだわる打ち方ではなく、「リーチ」にこだわりを見せています。

 

仕掛けが少ないぶん手数は落ちますが、そこは守備力でカバー。

序盤からでも安全牌を抱えるスタイルです。

 

現在の強いとされるデジタル雀士とはかなり違う打ち方ですね。

実際にこのスタイルでタイトルを獲りまくっています。

赤なし一発裏ありの最高位戦ルールでは、このバランスがいいと判断したということでしょうか。

 

まとめ

村上淳プロについてまとめてみました。

三冠王という戦績とフリーでも好成績をしっかり残せる実力。

麻雀に対する真摯な態度と、子煩悩なパパ雀士という立場はとても応援したくなります。

4年に一度の村上イヤーを待たずに、すぐにでもタイトルをドンドン獲っていって欲しいですね。

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